らめるのひまつぶし

わからないことをそのままにしたくないのであります

金色のお酒

若い頃からビールが好きでした。
ほどよく冷えたビールをグラスの縁に泡が溢れそうになるまで
ゆっくり丁寧に注いでその泡をつぶさないように静かに飲みます。
真夏はビールが楽しみで食べるより飲むような頃がありました。
今はたまに飲むくらいですが若い頃と同じように瓶ビールが好きです。
おつまみは枝豆と冷奴と漬物で十分です。
金色に光るビールと白い泡の色合いを見ていると幸せです。

最近は自分でカクテルを作ります。
ゆずのお酒少しと炭酸水に氷、蜂蜜をほんの少し、福来柚子の粉末を浮かべます。
レモンは焼酎、ライムはラムで割って飲むのも好きです。
グレープフルーツをビールで割るのも美味しいです。


柔らかい金色のお酒はヒマワリを思い出します。
子供の頃はヒマワリの種が好きでしたが
今は種の皮を剥くのが面倒になってしまいました。
金色のお酒を飲みながら洋画のひまわりを観ていると
無性にヒマワリの種が食べたくなるのでした。
どこかから映画ひまわりのメインテーマが聴こえてくると
金色のお酒を飲みたくなるのでした。